知られざる事実?角栓は小さくなっても消えはしない!

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毛穴を広げる悪いヤツ、角栓。どうにかこうにか、角栓をなくして綺麗な毛穴にしたーい!と思っちゃいますよね。

でも角栓って、本当は必要なもので、完全に消すことはできないって知ってました?今回は、憎しみの対象として話題に登りがちな角栓のお話をします。

よく話題に登る角栓といえば、毛穴を詰まらせてニキビの原因になったり、ひょこり毛穴から飛び出して黒ずみの原因、黒ニキビに進化しちゃったりするなんて話が多いですよね。

この角栓は、古くなった角質層が剥がれ、毛穴にたまり、毛穴の中の皮脂と混ざり合ってできたものです。

角栓が大きくなるのは、広がったままになっている毛穴に、角質が溜まりやすかったり、皮脂の分泌が多くなりすぎたりするせいです。既に大きい角栓がある毛穴は、開きっぱなしなので、他の毛穴よりも余計に角質が溜まりやすく、角栓が大きくなりやすいという悪循環です。

ではこの角栓、取ってしまえば毛穴を閉じられるからいいかと言えばそうではありません。

皮膚は、角質層のバリアの上に、皮脂膜のバリアを張って、外的刺激から体を守っています。しかしながら、皮膚にたくさんある毛穴は、パカっと開いていて、その奥は角質層よりも深いので、一番表でバリアをしている角質層よりよりもダメージを吸収しやすいです。

このため、毛穴は何かしらの策を講じて、毛穴を外的刺激やダメージから守る必要があります。

そのための道具が、角栓と皮脂です。

毛穴に皮脂が溜まっていれば、埃のようなゴミが毛穴に飛び込んできても、すぐには毛穴の奥には入り込みません。皮脂は分泌したら溜まるだけでなく、毛穴の外に排出されていきますから、汚れも一緒に出ていきます。

でも皮脂の池だけじゃ、心もとない。そこで現れるのが、角栓なのです。

角栓は毛穴にフタをして、ゴミや汚れが入りにくくする役割を担っているのです。

そして、健康でターンオーバーが正常な肌であれば、この角質は大きくなってくると自然に外に排出され、新しい角栓が作られます。もっと言うと、表に出た角栓が自然な摩耗などで折られて消えていくという方が正しいでしょうか。

角栓の主な材料は角質と皮脂ですが、もしも毛穴に侵入してくるゴミや汚れが多ければ、その汚れを巻き込んで角栓を作ります。このため、汚れの多い肌は通常よりも角栓が大きくなってしまいます。

また、肌が傷つくことが多く、角質層が剥がれる事が多いと、それだけ角栓の材料が増えるので角栓が大きくなりやすいです。

逆に言えば、肌が清潔で、角質層が正常なターンオーバー通りに剥がれていれば、角栓が必要以上に大きくなることはありません。角栓は清潔な肌と、正常なターンオーバーで小さくできるのです。

ただし、角栓は毛穴を守るフタの役割を担っているので、なくなることはありません。角栓の材料である角質層が消えない限り、角栓が消える事はありません。

角質層をなくせば角栓が消えるからと言って、もし角質層を剥いでしまえはどうなるでしょう。

角質層を剥ぐことは肌のバリア機能を剥ぐ、ということですから、ピーリングによって角栓を取り除いても、その後に来る肌のダメージで更に角質層が弱くなり、角質がボロボロ剥がれやすくなって、その後の更なる角栓の増大につながることは想像できますよね。

角栓を無くしたい方にとっては悲報ですが、角栓は大事な肌のバリア機能の一部なので、なくすことはできません。ただしケアによって小さくすることはできるので、間違ったケアをしないように気をつけてくださいね。