「キメが整っている」ってどういう状態を言うの?

f:id:hitokoburakuda2012:20151119123955j:plain

よく「キメが整っている」っていいますが、どんな状態を言うのでしょうか。簡単に言えば「肌が綺麗な状態」なんですが、何がどんな風になっていれば、キメが整っていて、肌が綺麗に見えるのか、確認してみましょう。


皮膚は、まっさらに平になっている訳ではなく、無数のシワのような溝があります。この溝を皮溝(ひこう)といい、その溝の間に挟まれて盛り上がったところを、皮丘(ひきゅう)といいます。

皮丘は三角形をしているのですが、この三角形が均等な形をしていて、規則正しく並び、皮溝の溝が浅い状態をキメが整っている、といいます。

つまり、肌のキメとは、皮丘の並びのことを言うんですね。

肌のキメが整っていると、光を当てた時に均一に反射するので、肌が明るくなり、肌の透明感が上がります。また、皮溝が浅く、均等に皮丘が並んでいるので、毛穴も目立ちにくく、肌が綺麗に見えます。

肌触りについても、キメが整っていれば皮丘がボコボコしていないので、なめらかでざらつきのない、ツルツル肌になります。

では逆に、キメが整っていないとはどういう状態を言うかと言えば、皮溝が深く、皮丘の大きさもバラバラ、皮丘が均等に並んでいない状態を指します。

キメが整っていないと、光を反射しにくいため、肌がくすみ透明感が下がります。大きな皮丘に引っ張られて毛穴が目立ちやすくなります。

加えて、皮丘がボコボコになっているので、肌触りもザラザラしてしまう上、メイクのノリ、持ちも悪くなるという、まさにいいとこなしですね。

ではキメが乱れる原因は何かと言えば、一番の敵は乾燥です。

皮丘は水分をたっぷり含んでいれば、ぷっくりと膨らんで表面上には小さな三角形に見えます。しかし、水分が抜けるとぺたんこになってしまって、皮丘の見た目の面積は広がってしまいます。

するとぺたんこになった皮丘は、うまく綺麗な三角形の形を取れないので、形が乱れてきます。形が乱れた皮丘に合わせるために、皮溝はだんだんと深くなってきてしまいます。

この皮溝がより深く、長くなってきて、三角形の塊だった皮溝が一筋に繋がってくると、目に見えて溝が大きく、深くなってしまいます。これが小ジワの原因です。

つまり、水分不足でキメが乱れると、ひいては小じわの原因にまで発展するんですね。

水分の他にももちろん原因はあって、食事などの生活習慣も、内面からキメを乱す原因の一つです。

脂っこい食生活は多すぎる皮脂を招きますし、安定しなかったり短すぎる睡眠時間はターンオーバーの乱れを招いて、角質層の荒れに繋がります。運動不足は血行不良を招いて、こちらもターンオーバーの乱れを招いてしまいます。

肌を摩擦することも、角質層が剥がれて皮丘そのものを削ることになる上、乾燥を招いてしまいます。

逆にキメを整えるには、安定した生活習慣、和食を中心とした油っこくない食事、睡眠時間の確保、摩擦を避け、しっかりと保湿し、ターンオーバーを正常に導くというステップが必要です。

一度乱れたキメは、ターンオーバーの関係もあり、なかなか整わないこともありますが、保湿をしっかりすることで、透明感があり、毛穴レスに見えるキメの整った美しい肌を目指せるといいですね。