最終的には肌に悪い!?ピーリングって何をするの?

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肌を再生するだとか、美容効果が高いだとかよく言われる「ピーリング」。肌が綺麗になると噂ですが、本当にそうでしょうか。そもそもピーリングって何してるんでしょう。そのメカニズムと、本当に肌に良いのか迫ります。

何度も出てくる単語である、人間の肌の一番表側にある角質層。この層は、肌に水分や油分を保持して、皮脂のバリア膜の下で、外界からの様々な刺激をバリアする役割を担っています。

ただし、この角質層がところどころハゲていたり、えぐれていたり、古い角質が溜まっていたりすると、角栓の肥大化や、肌のくすみ、肌のざらつきに繋がります。

また、ニキビ跡などは、角質層がえぐれていたり、色素沈着していたりするために起こるものですが、軽いものであればターンオーバーによって角質層が生まれ変わっていくと、徐々に薄くなっていくものでもあります。

肌のくすみ、角栓の肥大化、ざらつき、更にはニキビ跡などは、角質層の乱れが原因なので、乱れた角質層を一層して、その下にある綺麗な層を表に出してやれば、肌が綺麗になる!という原理になりますね。

この「汚い角質層を捨てて、綺麗な角質層を出そう!」というのがピーリングです。

角質層を何層か剥いで、下のまっさらな角質層を表側に出すことによって、肌はツルツル、くすみの改善、ニキビ跡を薄く!なんて効果が望めます。

一時的には。

棘のある言い方をしましたが、実はこれは本当に、一時的な効果でしかありません。

だめになったものを捨てて、新しいものを出す、というのは一見、理にかなっていて良いことのように思えますね。ですが、ピーリングは肌にとって、ダメージを与えるもの以外の何者でもないのです!

角質層は何層にも重なっていて、新しい細胞ができると古い細胞が上に押し上げられる、というシステムになっています。

ただし、角質層は生まれた時から万全なバリア機能を持っているわけではありません。細胞が産まれて、肌の表面に近づいていくほどに、細胞はやがて死に「角化細胞」に変化し、その段階でセラミドなどの保湿成分を生成して、肌のバリア機能を完成させていきます。

自然に一番表側に出てきたときに、バリア機能が完成するように、肌は調整されています。

それなのに、ピーリングで無理やり角質層を剥いでしまうと、まだバリア機能の万全でない角質層が表に出てきてしまって、肌はダメージを受け放題の状態になってしまいます。

しかも、未熟な角質層は、保湿成分も充分でないので、どんどん乾燥していって、肌トラブルを増やしてしまいます。

その先に待っているのは、角質層が更に傷んで、更なる肌のざらつき、くすみです。角質もボロボロになるので、角栓も大きくなりやすくなりますね。

確かに、ピーリングを行なうとまっさらな角質層が出てくるので、一時的には肌はゆでたまごのようなツルンとした肌になります。でもそれは、本当に一時的な効果で、その後に更なる肌荒れを招く、禁断のお手入れ方法だったんですね。

クリニックで行なうシミ治療としてのピーリングなどもありますが、目的や施術後のケア方法なども、自宅エステレベルの物とは全く異なります。

とにかく、自分で行なう「角質層を剥ぐピーリング」はダメ・絶対!と覚えておいてくださいね。