シンプルお手入れが一番!?念入りフェイスケアはなぜNGなの?

f:id:hitokoburakuda2012:20160104141809j:plain

今回は「シンプルなお手入れの方が、肌のためになるかもよ」っていうお話です。

人間の肌には、真皮に満たされたヒアルロン酸や、角質層のセラミド、更にはその上の皮脂膜があります。

これらは、肌に水分を閉じ込め、蒸発していかないようにしている、肌の天然バリアです。

こういった肌の天然バリアがあるからこそ、肌はある程度の刺激から守られています。

しかも、このバリア機能は有能で、古くなってきたら新しいバリアを作り、古いバリアは分解して排出、または剥がれて落ちるようになっていて、何もしなくても自然に常にバリア機能が働くようになっています。

つまり、人間の肌は本来、何のお手入れをしなくもて乾燥に耐え、肌を守る機能が備わっているのです。

基礎化粧品でのケアは、どういう意味があるのかと言えば、本来のバリア機能を補強したり、年齢肌に足りなくなってきた美容成分を補充してやるという意味合いがあります。

しかし、元々のバリア機能があるので、本来は補水を行なう化粧水と、それを閉じ込めておくクリームだけでも、バリア機能が通常より高まり、フェイスケアは充分なほどです。

でも、バリア機能が備わっているから、という理由だけで、念入りケアがあまりよくないのではありません。

化粧水や美容液、クリームといったものは、人間の肌のように、セラミドヒアルロン酸などの天然成分や美容成分だけが入っていればいいのですが、どうしても伸びを良くしたり、肌触りを良くしたりするための添加物が化粧品にはたっぷり配合されています。

それらは本来、人間の肌にはないものですから、当然、刺激になりえます。基礎化粧品でのケアにおいて、化粧水、美容液、パック、クリームと、肌に塗り重ねていくことは、添加物の刺激を肌に与え続ける、ということにもなるのです。

添加物の刺激がたくさんって聞くだけでもなんとなく、よくなさそうですよね。ものによっては、肌が乾燥しやすくなるエタノールなど、肌によくない成分が入っているものすらあります。

更に、念入りケアは、肌のバリアである角質を傷つけるという危険性があります。

化粧水の意味は、もちろん角質層に水を与えることでもあるんですが、角質層をふやけさせゆるめることで、その後の美容液などを肌の奥に浸透させやすくするという狙いもあります。

この肌がふやけた状態というのが、危険なんです。

カサブタができている時に長風呂をしたことがある人ならわかると思いますが、肌は水でふやけていると、角質がとてももろく、剥がれやすくなります。まだ剥がれるのに早いカサブタも、長風呂すると、ぽろっと剥がれたりしますよね。それで後からヒリヒリしたりします。

化粧水で水浸しになった肌というのは、まさに長風呂で皮膚が弛んだ状態と同じで、少しの刺激で大切なバリア層である角質が剥がれやすくなっています。

化粧水を塗った後の刺激は最小限に抑えたいところですが、美容液の多用やパックなど、念入りケアをすればするほど、皮膚を摩擦する機会は増え、角質層にダメージを与える回数が増えてしまいます。

結果、美容液などで肌を強めたいのに、バリア層を傷つけて肌を弱らせてしまっている、ということになります。

念入りケアは、肌に刺激を与える回数が増えて、物理的な面で肌に良くないのです。

もしもたくさんの美容成分を与えたい、という場合であれば、できるだけケアをシンプルにするために、美容成分が豊富なクリーム、化粧水を使うと良いでしょう。

念入りケアは、最終的には肌のためにならないってことを覚えておいてくださいね。