キメが整ってないのに肌がピカピカ!?ビニール肌?コレは何!?

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冬になると肌がカサカサを通り越して、ピカピカに光ってしまう!という方いませんか?キメが整ってみずみずしくツヤのある肌…というよりは、ツルッツルのプラスチックみたいにテカテカ光ってしまっている肌です。

これは2つの可能性があって、1つは内臓など体の疾患があって、体がむくんで肌が突っ張って光ってしまっていること。もう1つは肌が荒れすぎて、角質層がペラッペラになってしまっている状態。

むくんでいる場合は、季節に関係なく光るものなので、今回は特に冬に目立つピカピカ荒れ肌のことを考えてみましょう。

通常、肌のキメが整っていて肌に滑らかなツヤがあり光る状態とは、どんな状態でしょうか。

角質層は、角質が層状に並んでいて、その角質の間を細胞間脂質が埋め、脂質が水を抱き込んでいます。

角質、脂質、水分が角質層がバランスよく、整然と並んでいると、皮膚の表面は、溝に囲まれたぷっくりとふくらんだ綺麗な三角形が規則正しく並んでいる状態になります。

この三角形の膨らみがキメで、ぷっくりと膨らんで規則正しく並んでいるのが、キメが整っている状態です。

キメが整っていると、肌表面が滑らかで、キメの膨らみも一定の方向を向いているので、光を浴びた時に同じ方向に光が反射して、肌がつややかに輝いて見えます。

イメージ的には、金属が一定で均一な傷をつけて鈍く輝かせる、マット仕上げのような状態ですね。

これに対して、乾燥のしすぎでピカピカに光っている肌はどんな状態でしょうか。

乾燥している、ということは角質層に水分がなくなってしまっている、ということです。水分がないということは、当然、水分を角質層にとどめている細胞間脂質も少ない状態となります。

すると、角質層はスカスカになり、角質細胞の繋がりがもろく、簡単にポロポロと角質が剥がれてしまう状態になります。

その剥がれた角質の下には、まだバリア機能が万全でなく、水分や細胞間脂質の形成ができていない層があります。

この層は、水分が充分に保たれていないので、キメが整っている時のように、皮膚表面のキメの三角形は膨らまず、ぺしゃんこになってしまっています。

すると、三角形のキメの周りの溝との間に差がなくなり、肌表面は全体を通して溝のない、ツルツルの状態になります。このツルツルの肌に光が当たると、総ての光が同じ方向に反射するので、肌がピカピカになるのです。

イメージ的には、鏡面仕上の金属ですね。

この肌の状態は、本来なら幾重にも重なっているべき角質層が、乾燥によって剥がれおちて、非常に薄くなっているため、ビニール肌とも呼ばれます。

ピカピカに光る肌に、ぴったりの呼び名ですね。

このビニール肌の原因は、とにかく乾燥による角質の弱体化です。

乾燥肌が極まった状態だと考えれば良いので、改善方法は保湿をしっかりと行い、ターンオーバーを正常に導き、角質層を育てていく、というのが一番の方法です。

応急処置としては、角質層の細胞間脂質であるセラミドやNMFなどを保湿クリームで補っていくことです。

ビニール肌の改善には、ターンオーバーによる肌の正常化が必要になるので、どうしても時間がかかってしまいますが、応急処置をしつつ、気長に改善していきましょう!