なんで「コエンザイムQ10」ってシミ・シワ・年齢肌に効くの?

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年齢肌にコエンザイムQ10!とかいって、ハンドクリームや基礎化粧品によく配合されているコエンザイムQ10。名前はよく聞くけれど、何で肌にいいのかご存知ですか?

コエンザイムQ10というのは、人間の体の中で算出される物質の一つで、ビタミンのような働きをすることから、別名ビタミンQと呼ばれています。

ビタミンのような働きをするのにビタミンに分類されないのは、ビタミンの定義が体内で生成されない物質であることだからです。

コエンザイムQ10は体内で生成されるので、ビタミンQとも呼ばれますが、ビタミンではありません。

ビタミンのような働きとは、抗酸化作用などの働きを指します。

ビタミンCは高い抗酸化作用があることで有名ですが、コエンザイムQ10は、ビタミンCのなんと30倍もの抗酸化作用があると言われています。

紫外線や様々な理由で生まれた活性酸素は、メラニン色素を黒化させてシミを作りますが、コエンザイムQ10の抗酸化作用によって、活性酸素を減らしてメラニン色素の黒化を防ぐことができます。

このため、コエンザイムQ10はシミの予防に役立ちます。

また、コエンザイムQの10は、真皮の線維芽細胞の活動を活発にするという効果があります。線維芽細胞は真皮のコラーゲン、ヒアルロン酸、エスラチンの3つの真皮の重要要素を作る司令塔です。

年齢と共に線維芽細胞は衰え、コラーゲンなどを作り出す力が弱まりますが、コエンザイムQ10を与えてやることで、コラーゲンの産出をしやすくしてやることができます。

コラーゲン、ヒアルロン酸、エスラチンは真皮にしっかりとあることで、肌に弾力を与えることで、その上の表皮を支え、肌の溝を作りにくくします。

肌の溝とはシワです。コエンザイムQ10は真皮に届けば、シワの抑制・改善もできるんですね。

ところで、コエンザイムQ10は、若いうち、特に20代までは潤沢に体内に存在するのですが、20代を過ぎると徐々にその量が減っていき、40代を境に急激にその量を減らしてしまいます。

シワの元となるコラーゲンの不足は、活性酸素によるダメージや老化によって線維芽細胞の活動が衰えてくる事が原因ですが、真皮のコエンザイムQ10が減少することも、線維芽細胞の活動が弱くなる原因の一つです。

真皮に限らず、コエンザイムQ10は代謝を支援する役割を担っているので、加齢で表皮からコエンザイムQ10が減ることによって、新陳代謝がうまくいかず、角質層を整える事ができず肌トラブルを起こしてしまっている可能性もあります。

年齢肌のトラブル自体が、コエンザイムQ10の不足が原因の一つとなって起きているんですね。

このため、年齢肌のトラブル原因であるコエンザイムQ10を補ってやることで、シミやシワ、ターンオーバー異常などの年齢肌の悩みを改善することができるんですね。

ちなみに、コエンザイムQ10の体全体の分布は、心臓などの臓器が多く、皮膚のコエンザイムQ10量は全体から見ると少なめです。

動物実験コエンザイムQ10を経口摂取した際には、肝臓と血液の血漿の中にしか吸収されていなかったというデータがあるので、経口摂取した場合には、臓器に優先して吸収され、肌にはなかなか届かないようです。

やはりより効率的にコエンザイムQ10の恩恵を受ける場合には、やはり肌に塗るのが一番ですね。

若いうちはコエンザイムQ10が潤沢なのであまり恩恵は得られませんが、年齢肌にはコエンザイムQ10が効くと覚えておくと良いですね。